例えば鋼橋(いわゆる鉄橋)は,2 次元の鉄板を切った貼った(切断と溶接やボルトで接合)して 3 次元の構造になる。 その途中では,どの順番に板を組んでいくのがいいのか。 そして,仮組という工程がある。一度全部を組み立ててみるのだ。 だとしたら,その 2 次元の鉄板のデザイン(設計)はプラモデルの部品を作るのと同じだし,建設するのは,それこそプラモデルを作るのと同じなのだ。 設計図通りでいいのか,どの順番に組み立てるべきなのか。いつ色を塗るのか。 仮に組んでみないとゆがむかどうかわからない部品もある。 プラモデルが好き【になった|な】人は,鋼橋技術者になると楽しいかもよ。
Tug Michel (Schreiber-Bogen 1/200): ドイツの有名なペーパークラフトメーカー製。
ちょっと慌てて綺麗にはできませんでした。 下の CAMEL と同様,20年くらい前に購入して組み立ててなかったものです。
Sopwith F-1 CAMEL(Revell 1/72 ソッピース・キャメル): 二つ下の D.H. 2 と一緒に 5 年ほど前に購入したものがようやく完成。 やはり複葉機は難しい。すぐ下のキャメルと同じ機種。説明書によれば・・・ SOPWITH F1 CAMEL, flown by Lt. L.S. Breadner, No.3 Naval Sqn, Royal Naval Air Service, Walmer, December 1917. とのこと。
Sopwith F-1 CAMEL(Schreiber-Bogen 1/20(多分) ソッピース・キャメル): ドイツの有名なペーパークラフトメーカー製。
愛車の屋根上で撮りました。 エンジンは平面の絵でした。 一応,機関銃もあります。このころはもうプロペラとシンクロしていたんでしょう。 実は,後輪はひん曲がってます。
De Havilland D.H. 2 (Revell 1/72 デハビランド D.H. 2): 急に複葉機を作ってみたくなった。 1/72 がこんなに小さいとは・・・当たり前なのだが。 ちなみに,今年の卒論生の一人は「複葉機」を知らなかった。
とりあえず全部のパーツとデカールを集めました。 ボールペンとの大きさの比較。 しかし 10 cm 四方というのは・・・辛かったが面白かった。2 ヶ月はかかる。 複葉部分の上下方向はもちろん,尾翼部分と棒 4 本が三箇所でつながっている前後方向にもゆがんでる・・・ パイロットは乗ってるだけです。 ワイヤを付けるかどうか悩んでいるところ・・・
と思っているところに大地震が来て,また踏んで車輪を壊したので,パイロットは接着して研究室の天井に・・・
F-15C Eagle (ハセガワ 1/72 F-15C イーグル): 購入して設計図を眺めているうちに 10 年経ってしまった・・・
プラスティックは劣化する。 水やすりやってて流しに落として水平尾翼(エレベータ)の角が欠けた。 デカールも付着力がとても落ちてしまう。 TV の「なんでも鑑定団」で,開封しないプラモデルが高価評価されるが,あれは何に対する価値なのだろう。歴史的な証拠というくらいなのか。
2011 年 3 月 11 日の歴史的大地震(「おおじしん」と読みます)で,研究室の本は床にパソコンも床に・・・で,パソコンに潰されてしまいました。
UH-60A Black Hawk (ハセガワ 1/72 UH-60A ブラックホーク): これも購入して設計図を眺めているうちに 10 年経ってしまった・・・
敢えて直射日光下で撮影してみた。
2011 年 3 月 11 日の歴史的大地震で,まさに「Black Hawk Down!」である。パソコンに潰されてしまいました。
Iwakuma Tetsuo